イチャンコッペ山(標高828.9m)地図「恵庭岳」

先週2日、手稲山(冬季)登頂に気をよくして(よし次は…)と色気を出し
次はどこの頂を目指そうか…と思案していていました

一つの候補が春香山(906.9m)
山スキーを楽しむ方が多いようで、初心者の私としては踏み跡がハッキリ付いていて
迷う心配は少ないように思えます。しかし、地形図を見ると緩い坂が長く続きそうで
私が楽しみたい急坂があるのか心配でした
一言で言えばスノーシュー向きかどうか分らない不安が付きまとっていたのです

もう一つが1月27日、あまりの大雪のため体力的限界から登頂を断念したイチャンコッペ山
男としてこのまま春まで待ち続けるのは…股間に…違った…沽券に関わるのです
天気さえ良ければ…今度は敗退しないだろう…と勇気を奮い起こして挑戦しました

最近ユウマの登山は単独行が続いています
低山を選んでいることもあり自分の登坂技術を磨くためです
無理はしません。とにかく体力をつけることが主眼です

春香山はこの時期入山する方が多く、頂上付近の山小屋「銀嶺荘」が管理人さんの都合で
今年3月からしばらく使えなくなることが分っているので次週挑戦としました

2月9日からの3連休、事前に・入念に天気図とにらめっこをして午前中は青空であることは確信していました
札幌方面から国道453号を支笏湖方面へ向うと途中で恵庭岳が見えてきました
 
画像左にある爆裂火口付近が雲にかかって雪が降っているようです
(画像は全てクリックで大きくなります)
朝日が斜面に当たり火口付近の空気が温まり水蒸気がしているのでしょう
(頂上付近は気温が低いのだな…ユウマも気を引き締めなくては…)
と白い粒粒の凍結防止剤が蒔かれた道路を注意して支笏湖を目指しました

ルート図は下の画像(赤のライン) @が駐車場所です
ルート図の横画像が駐車場(札幌方向を背に登山口方向を写しました)
ルート図はクリックすると拡大します


 小屋の後ろ方向が登山口です
スノーシューは道路を渡り左側の歩道で履きます
履いた後、ヘアピンカーブに沿って
エッチラ・オッチラと歩くのです
十分車に注意してください
札幌方向から来る車は下り坂でスピードが
出ていますし、支笏湖方向から来る車は
歩いている人が視界に入りません
(画像は1月27日に撮影した物です)






2月9日に湖面方向を撮影すると綺麗でした
右の1月27日に撮影した画像も雲の切れ間
から日差しが差し込んで綺麗ですが
樽前山方向は雲に隠れて見えません
相当雪が降っていることでしょう…敗退する
ハズだ…


 






登山口(左)で入山届けを書いて登坂開始
登山口画像は1月27日のもの
27日は膝上までのラッセルが続きましたが
2日はラクチンそのもので
踏み跡が踏み固められてカチンコチンです
スノーシューで登るとつま先立ちの形が続き
シューを脱ぎました
実は私が所持するシューは平地用で
登山靴のカカトを支える金具が付いていないのです






 登山口画像右横は2月9日に訪れた
夏道と冬道の分岐点です
左下画像が1月27日のもの
右下が分岐点で後ろを振り返った
湖畔方向の画像です
踏み跡が綺麗に付いているのが分ります
この分岐点は別のルートにもなっていて
踏み跡が分かれます
登山口で確認すると2月3日に1人
イチャンコッペ方向を目指しているのが分かっています
踏み跡も一人のようです…(1月27日の私の踏み後をトレースしています)


斜面をトラバ中で1月27日に写した湖畔方面のパノラマをアップしました




パノラマ下は8合目方向と@コル(鞍部)A北巻きルート分岐点です
(1月27日撮影)









 
Aの分岐点から登ってきた方向を撮影しました
恵庭岳が見えています 
撮影している背中側が614ピークです
この北側を巻いて夏道を進みます
すると8号目反射板が近づいてきました







  画像右下が夏道です…だと思います…夏登ってませんから

この先が前回登坂を断念した地点です
(この先だ…)と思うと力が入ります
次の尾根へ出る途中、夏道に下って行く方向と坂を登る方向に別れる地点です
(画像を写し忘れました)
ピンクの目印は坂を上る方向に付いていたのですが(進行方向右)
夏道らしき方向は全然別の方角へ向っています(進行方向左)



 前回はここで登っている最中に太ももが痙攣して登坂を断念しました
低山と言っても未知のルートです
その時点で既に3時間半が過ぎ12時近くになっていました

この先何時間かかるか分らず
登ったは良いが…引き返せなくなるのが一番恐怖でした
この日はまだ9時29分…まだ1時間しか経っていません…余裕です
途中兎の足跡が…



 今回は右の登るルートを迷いなく選択
すると…途中で合流していました
登るルートはショートカットルートでした

先が開けて峰に出たようです
踏み跡もシッカリ先行してくれてます
撮影をしばし断念して登坂に注力しました



 
8号目手前で後ろを振り返るとこれまでのルートが綺麗にわかります
@のコルAの北巻き地点Bの前回断念地点Cの峰に取り付いた地点
Dが…思い出せない(笑)









 8合目の手前でナダラカな部分に
上がります

反射板がすぐそこです(左)
登る角度を分りやすいように
右側を写しました

後ろは…






8合目の反射板下からのパノラマです







 
8合目到着10時18分
さぁ〜…いよいよ頂上だ…
と思い頂上方向を見ると…











 鉄塔横に…踏み跡がない!
真っ白なフカフカの雪が…続く…

どうやら2月3日に訪れた人は
8合目で引き返したらしい

ここで私は躊躇しました
1月27日の悪夢が蘇ったのです
(ズブズブ埋まる雪ではないのか?
雪崩れないか?)




頂上方向はシッカリ見えてルートは、迷うような心配はありません。しかし未経験の道なのです。どんな落とし穴が
待っているかわかった物じゃありません…(無理せず、引き返そうか…)と弱気の虫が囁きました。

躊躇する私を鼓舞したのは、わが師匠あお空さん言葉「登れるようなら頂上は踏みたいですね」
(登れるようなら…登れるようなら……ここは8合目だ!いけそうだ…よし!行くぞ!)と考えを切り替え、頂上へ力強い1歩を踏み出した瞬間! 「ズブッ!!!」 と膝まで埋まりました。(ぶるっ!)と武者震いが来るくらい緊張しました。
(やっぱりやめろと言うお告げかな?…)と2歩目を進めると…案外雪が締まってします!3歩目…(おおっ!大丈夫!)
どうやら左画像の通り鉄塔付近は笹が濃く風が吹きつける地形なので雪があまり貼り付いていないようです
進むに従いくるぶしが埋まるくらいのラッセルで(これなら大丈夫!)と自信を持って歩みを進めます
緩やかなくだりが続き(右画像)マッサラな雪原を踏みしめていく心地よさに酔いしれていますが…油断はしていません
いつ「ズボッ!」っと深みにはまるか分らないのです。なるべく峰の中心部を渡り(セッピは出でいないか?)右方向から来る強い横風に気をつけながら順調なピッチです 


頂上下の取り付きから後ろを振り返ると左の画像になります
順調に私の踏み跡が続いていますね
少々雲が出てきて恵庭岳にかかってきました
朝はピーカンの天気ですが、徐々に気温が上がっているのかもしれません
風が出てきてますが右奥から左後方に流れていて目視では大きな雲が
ありませんので当分(2〜3時間)は持つでしょう
天気予報も明日午前中はこの天気が続く予定です








左が頂上の真下です





















頂上は50m四方がなにもないのっぺらとした平原で、誰もいないので「うわぁ〜…うわぁ〜…すんご〜い!」…と、踏み跡だらけにしてしまいました(後から来る人ゴメン) 。到着時間10時55分。登山口出発が8時27分でしたから約2時間半です。


頂上向こうの千歳側(左)に行きパチリ
頂上中央に戻って樽前山をパチリ
登ってきた道に戻り恵庭岳をパチリ

パチリパチリの連続です







さて…時間は…11時17分!










早いけれど昼飯を…と思い右画像の左側にある林の中に入り風をよけてシューで踏み固め、断熱シートを敷いて自分で握ってきたシャケ握りを頬張り…甘めの紅茶を「ズズっ」…とすすると(くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・)と冷えた胃に染み渡り体中が温まるのです
「登って来て良かった〜〜〜〜〜〜〜!」と呟きました 。しばし静寂を楽しみ、雲の流れを見ていました。実に心が洗われます。(俗世間の悩みがとてもちっぽけに見えてしまいます)………………………………………………と10分ほど放心状態でした。
(はっ!)と気が付き下山することにしました(笑)下山後の支笏湖周辺の温泉に浸かるのが…また楽しみなんです

順調に8合目付近に戻ってくると、すでに踏み後が消えかかっています
稜線上なので湖畔から吹き上げる風が強いです

気をつけながら踏み後を辿りました










 登山口に戻ると雪が溶けかかっています
やはり下界は相当気温が上がっているようです
中央に駐車場が見えます
右方向が札幌
左に下りると支笏湖畔方向です

車に付いたら12時27分







  
今回はここ湖水館に入りました

ここに2時までゆっくり過ごしました







 
前回はここ丸駒温泉











今回威力を発揮したのがこのペットボトルです
2月2日の手稲山登山のとき、飲み口がよく凍り付いて
飲めなくなるので服の中に入れて溶かしながら
また凍りつかないように登山中も服の中に入れていました

今回はその経験を活かし、断熱シートを丸めてテープで巻きつけました

実に考えたとおりの効果を発揮してくれました
飲み口から中身が出てもザック内を汚さないように
ビニルで覆ってあります

チョコは栄養補給用です

帰宅は3時でした


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