続きです

細いけれど密集した倒木(左)は潜り抜け、太い倒木は乗り越えます(中)
崖がまた出現です(右)







左岸に渡河すると大きな石がゴロゴロしだしました

どうやらここが枯れ沢に分かれる部分のようです






沢水の音も小さくなりだします











すっかり日が差し出しました
時刻は8時ジャスト
1時間半歩き続けていますが疲れを感じません
このままいけるところまで行こうと決め歩を進めます

喉の渇きもそれほど感じません
気温が低く汗もあまりかいていないせいでしょう




パッキンの隙間にも、ごみがありました。









パッキンの隙間にも、ごみがありました。とにかく大きな石が多くなりだします(左中右)

登り角度も急になりだしました








ここで(左)急に前方が明るくなりだし
石の形が変わりました(あれ?)と思っていましたが
突然T峰下の部分に出たようです(右)

一面が青い花のお花畑です
しばしその美しさに目を奪われました

岩峰の異様さと可憐な青い花たちのコントラスト

まるで「美女と野獣」です









パッキンの隙間にも、ごみがありました。振り返れば切り立った崖と無意根山が見えます(まだ雪がある…)

左手はU峰V峰の強面(こわもて)2人

木の陰に余市岳が見えます









まだ雪がシッカリ残っていますねぇ…











崖の左にある白樺の木に沿って道があります(左)

登っていくと熊笹の藪です(右)








T峰を左から巻くようにして登りつづけると(左)
正面に岩峰が立ちはだかります(右)

このあたりも青い花、白い花が一面にビッシリあります







パッキンの隙間にも、ごみがありました。







後ろのU峰がだんだん下になってきました






パッキンの隙間にも、ごみがありました。





角度が急で足場がズルズル滑りそうな
土砂崩れが起きてもおかしくない地形になりました
(左)
掴まるところが無く、慎重に登りました
滑り落ちそうで緊張しました
この場面は後で分かったのですが右側を通ると良いようです。下りはそのルートを選択しました

登った後に後ろを振り返ると(高度が増した)と感じます















T峰の取り付き部分、ウエストコルに到着です(左)
とにかく足場が余りよくありません
雨天時は避けたくなる足場です
「ヌル!ズル!」となりそうです
右に見えるザイルが頼りです
幸い後続がいませんので(気楽に登ろう)と思いました
しかし、登りきって、その思いが吹っ飛ぶような眺めに出会うことができました(幸)






パッキンの隙間にも、ごみがありました。








登りきった場所は2人がやっと立てるような場所です
足がすくみます

この下は…








左画像のように何百mも切れ落ちていますし
目の前は右画像のように土の壁です
足元は…1畳くらいしかありません

反対側は…ウエストコルへ通ずるロープ場です

前に進むしかありませんね(笑)



ロープを使って木の根に取り付きトラバース気味にへつります…へばりつくことでしょうか?

あとは両手両足で…落ちないように…よじ登ります

ええ・・・ここで、ちと、不安がありました…
(下りは?…)…と考えると手足が止まりそうです
なので…考えるのを止めました
なるようになる!なせばなる!なるようにしか…ならない…(笑)







登りきると狭いですが道がシッカリ着いています(左)
後ろを振り返ると…高い!…
焦らずシッカリ足場を確保することが重要だと痛感します






















抜けるような青空!絶景!


途中自分の足を入れて崖の様子を撮影しました
縦に3枚写さないと全体が撮れません

頂上はすぐそこです
はやる気持ちを押えて胸はドキドキです

ああ・・・独り占め!

なんと言う世界!





















パッキンの隙間にも、ごみがありました。

どこだぁ〜頂上は!!!




と言っていると…




足元に可憐な花が一輪…道の端に咲いていました

きれいです







とうとう頂上に着きました…しかし表札はありません






頂上から見えた順に…
左から
手稲山(画左・東)方向
札幌湖(画中・南)方向
羊蹄山・無意根山
(画右・西)方向






頂上の北方向は木で見通しが悪いです

到着時間は9時4分

登山口から2時間
まずまずのタイムです
ゆっくり気味に登ったので疲れがありません。モウ一山登れそうです(笑)


10分ほど景色を楽しみ、紅茶を満喫して下山に取り掛かりました。午後からまだやりたいことがあるので帰宅をします。

無意根山よ、また登らしてくれ…羊蹄山よ、必ず行くからな、待ってろよ…余市岳よ、今度は夏の姿で再会だ

天狗小屋到着はキッカリ11時でした。満足の登山と言っていいでしょう。下山途中で20人近くとすれ違いました。
人気のある山なんですねぇ…

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