芦別岳からの続き

10:02雲峰山(ウンポウヤマ)に到着しました
下からはこの雲峰山(1560m)に隠れてなかなか姿を見せない芦別岳山頂を…
ここに到着すれば !」と思って辛い急坂を登ってきたのです
しかし、雲峰山に到着してみれば下の画像でした
















画像左隅に切り立った峰が見えますが、その左上(霧で白くなっている部分)に山頂が確認できる…はずなのです
しばらく隊長に待ってもらい、霧の合間から一瞬でもいいので頂上部分が見えないかと…カメラを構えて待ちましたが
天は無情です…霧は湧き上がるばかりなので先を急ぎました


























峰の上に細く筋が付いているのが見えますか?これが登山道です
途中崩れかかっている部分もありますね


雲峰山から急峻なくだり道を100m(高低差40m)ほど下がると上の画像では見えなかったコルに到着します

この雲峰山からの下りは要注意 です
下る角度が急なうえに足場がガレていて滑ります
濡れている時は特に気をつけなければいけないでしょう
こういう場面では「急がず、ゆっくり。確実に 」です

コルを進み、崩れかかっている部分から
後ろを振り返るように雲峰山を仰ぎ見ると…
左画像です(10:16)

屏風岩に劣らないほど迫力を持った岩峰がすぐそこにあります

(左)北側は本谷(ホンタニ)の崖です

落ちたらひとたまりもありません
(今、地震がありませんように)と祈りました


登る事に集中していたため

旧道合流地点まで画像がありません

霧で周りが見通せないためでしょうか?












雲峰山からの切り立った尾根を過ぎて
這い松の左脇を沿うように通過すると
芦別岳の最終斜面取り付きに出ます(画像は下山時に
撮影しました11:35)
ここも登山道が融雪時の雪解け水に斜面を掘り返され
ところどころ深くエグレテしまい歩きづらいです
なんとかジグザグで登山道なりに進むと
左の最終岩峰帯手前に出ます
われわれは気が付かず@方向へ行ってしまいました。




Aを通れば急ですが早く頂上に着けるようです
@方向は登る際び問題ありませんが
下山時に一度足を滑らせると、どこまでも下へ滑落してしまいそうな一枚岩が最後に待ち受けますので要注意です

上画像の位置から岩峰を1/4周、巻くと左画像
に到着し旧道ルートと合流します(10:45)

隊長がいる方向から登ってきています

画像正面に頂上岩峰帯があります
直進せず左にまた1/4周巻いて進みます




岩と這い松の境目に踏み跡があり、その通り進むのですが、道が段々細くなりだし
心も…細くなりだします

「隊長…こっちでいいのかい?」と確かめながら進みます

隊長の足取りも…慎重になりました







しばし左画像の世界が続きます

進む角度は急でありません

とにかく獣道のように道が細く
片足の幅しかありません

右手を岩に添えて
赤矢印の方向へ
慎重に進むと…

最後の一枚岩が待ち受けていました

ロープはありません

よじりきるしかないようです

3点支持をシッカリやれば問題ないでしょう

イッキに行くぞぉ〜!









10時51分頂上に到着しました
隊長が見とれている方向は別に美女がいるわけではなく
凄まじく切れ落ちた崖になっています
隊長の位置からもし足を滑らせれば…
100mは楽に下へ落下できるでしょう…
あっ!間違えました…その時は登るのです!
・・・天国に・・・
(だからね、隊長…わき目は振らずに登ってきてね)
無事、隊長が登ってきてくれて交代で記念撮影しました




頂上の標識はガッチリしていて
立派なものでした
(これを担いで登ってきた方に感服いたします)
それほど立派な標識です

標識近くから下を撮影しました(左)

の位置に人がいるのですが…
小さくて見えません

落ちそうです











こんな中、ゆうゆうと水分補給をする隊長

後ろは絶壁

岩壁の父…











どうです?一度体験しませんか?

5分ほどすると私達の後を若い夫婦連れが
登ってきました。
その後5分で今度は反対側(近道)から
還暦は過ぎたような、元気な60代
と思わしき2人と1人が登ってきました。
聞くと反対側の方が降りる時は安全だ
とのこと…あお空さんと相談して
下山はこちらの方を降りることにしました

頂上は賑やかです
11時30分、下山開始です





 知らないルートを下がるのでまだまだ興味が尽きません
頂上標識付近から下山するあお空さんを撮影(
あお空さんが下っていた位置から頂上を振り返りました










12:17半面山に到着(左)
下りも実に順調です
12:58見晴台に到着(右)
パッチワークの世界が見えて美しいです
これから秋が本番です
14:00ちょうど登山口に到着しました
顔は日焼けで真っ赤…まるで赤鬼のよう
一路…ハイランド富良野へ直行し、軽い食事と
マーサージ機械のお世話になりました



           あお空隊長いわく「フクラハギのマッサージは効きますね!」とのこと…次回はどこだ?

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