暑寒別岳(1491m)
今年は9月25日に初冠雪の便りを聞いた山です。ちょうど1年前、初の単独行を決行した山で思い出の深い山。
私としては、夏山気分の締めくくりをしたい山として2度目の挑戦となりました。アプローチや登山道の様子など詳しい説明を知りたい方は2007年10月28日の1回目を見てください。
昨年の記録を見ると登りに3時間半、下りに2時間半を要しています。今回はどのくらいのペースで登れるか楽しみな面があります。昨年は自宅のスタートが6時と遅かったため登山口に着いたのが8時半、既に前登者が3人いたのを覚えています。7時に登山開始をしたいので自宅を今回4時半スタートと決めました…起床は3時半…就寝前に行動食を作成することにしました。といってもオニギリですがね。
帰りには是非、岩尾温泉夕陽荘に寄りたいのです。夕陽が日本海に沈む光景が見られるかもしれません。さて…

前日のオニギリ作りはほどなく終了し
お酒の力を借りて10時半に就寝しました
翌日、横で軽い寝息をかいている妻を尻目に4時に起き
電気を点けず暗がりの中で着替えました。しかし
4時半スタートの予定が4時50分スタートになりました
国道231号にかかる石狩大橋を渡った時はまだ5時25分
海霧か河霧がかかりまるで雨降りのように水滴が
フロントグラスを濡らします(左)。それでも登山口に到着したのは6時50分でした(右)



スタートは7時1分、入山届けに記入してつつじヶ丘に着いたのが7時40分(左)佐上台に着いたのが7時45分(右)でした










3合目は7時54分(左)、4合目は8時9分でした
なかなかいいペースです
なんとか前回の登り3時間半を短縮したいものです









5合目が8時22分、6合目は…8時35分
とってもいいペースです
登山口から6合目まで1時間35分!
このまま順調にいけば…3時間を切れるペースです
頑張れ!自分







順調に進む登山で私の前に立ちはだかったのが
第1のロープ場でした(左)8時37分
暑寒のロープ場は2つ、どちらも長いのを思い出しました
しかし、臆することはできません
進むのみです
ロープを斜面につなぐカラビナはステンレスです
実に大きい!私の靴と比べてください













このロープ場を抜けるとハイマツ帯(右)
8時47分に着きました

上空は青空なのに前方は真っ白…
















9時11分、8合目の扇風岩に到着しました
9合目は…9時33分です
今年は雪がないので楽そうですが
最後のロープ場!
前回はここで脹脛と太ももがツリ気味でした
今回は…余裕です

霧がかかってロープ場の上が見えません

8合目から気が付いたこと
岩の表面が霧で濡れてビッシリ水滴が付いています

靴底に着いた泥で滑らないよう注意して進みます

この状態は下りが要注意です





なかなか歯ごたえのある斜面です
なんと…頂上に着いちゃいました

9時54分!

所要時間は、2時間53分
前回より37分ほど短縮です…体力を上げました
問題は下山です。
下山は技術が必要です。闇雲に歩を進めたり焦って降りると足を滑らせます
前回は何度、両足をすくわれてもんどりうったことか…
10時15分に頂上を出発、登山口には12時25分に到着しました
一度だけお尻を着きましたが手袋をはいた手で受身が取れたので肘を擦りむいた程度で
事なきを得ました
リンゴ街道でお土産を買って一路「岩尾温泉 夕陽荘」を目指しました
場所は231号沿いの雄冬⇔増毛間で、増毛から向かうと雄冬寄りの手前になります




到着したのが1時半と早かったので
夕陽を見ることはできませんでしたが
なかなかいい景色です
(右)の風景が露天風呂から眺められます
ビールでも飲みながら…ユックリつかりたいなぁ…







さて今回は、2度目の山なので画像は少なくしました。ハイマツ帯を過ぎた辺りから頂上をへて9合目のロープ場上から流れて来る雲の切れ間を狙って下界を撮影、扇風岩途中で人面岩の説明をしています。




最後に写した人面岩…目無しで鼻が異様にでかく、口をへの字にゆがめていませんか?
考えすぎ?

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