しょうこりもなく3回目です

既に登山口に続く道路は除雪が何回も入っているようで車が林道脇にも停められない状態でした。なので政和温泉ルオント近くの道の駅トイレ前に駐車して7時10分に出発です。朝日が三頭山から連続する連峰の頂達に当たり、全てをピンク色に染め上げられていました↓。



3回目は6合目を過ぎた1回目の最高到達点からです↓。



随分積ったようで積雪は1m以上ありそうです。



↑ここの頂点を過ぎると                                 ↑この木々たちがあり、この右から1本目と2本目の間を抜けると




↑目印になる反射板が出現します        ↑この反射板の左側を進むと、この風景です



↑パート1で八谷さん達が吹雪の中で先行している画像の場所です。ここを過ぎれば9合目になります



↑振り返ると…なんと遥かかなたに大雪山系や十勝連峰などなどが見えるではないですか



↑感動です



↑9合目に上がるとモンスター達の左側に1頭目の頂上が見えます。中央が2頭目です。ココからが苦闘の登坂になりました。笹の上に載った雪が崩れ行く手を塞ぎます。登れば崩れる、登れば崩れる…の連続カ所が続出しました。




↑なんとか9合目をクリアすると目前に2頭目頂上が確認できます。右側は切り立った崖です。雪崩れないように、尾根を外さないように気を配りました。尾根の方向が笹で崩れやすく谷側が硬そうに見えても谷は決して選びませんでした。「なにくそ!」と歯を食いしばったのです。蜂谷さんが「尾根を実直に辿って下さい。そうすれば頂上です」と言った言葉が耳に残っていました。




↑左に見える頂上を撮影するため少し南側に逸れました。既に頂上大地の上なので雪崩れる心配はありません。しかし、足場は腰まで埋まることがあるので気を抜けません。ここから頂上方向へショートカットを試みましたが、腰まで埋まる笹が続き断念しました。時間は12時36分。もう少し北側に進み頂上を横からアタックするしかないようです。しかし、そこも笹の影響で腰まで埋まる状態なのかもしれません。何よりモンスターたちが林立しているので行く手をさえぎられる可能性もあります。天気は快晴ですが真冬なので登りの行動時間は2時まで。残り時間はそんなに残されていません。亡くなった父の顔が浮かびました。「おやじ、祈ってくれ…」と呟いてしまいました。




↑↑モンスターたちの間が抜けられ、間に積った雪たちもシッカリ固くなっていたので心配していたより早めに頂上手前の取り付き部分に到着できました。取り付き部分から進んできた方向を振り返り左右をパノラマ撮影しました。



↑残るは頂上あるのみ!頂にポチッと見える頂上標識が目印です       ↑到着してみれば大きな標識でした。三頭山と彫られた下に1009、1mの白い表示が貼り付けてありました。周りは360度見渡せてさえぎるものはなにもありません。





↑北西側に回り込み標識を撮影。
↓頂上前に立ちはだかったモンスター達と、腰まで埋まりため自分の前にある雪を崩しながら登り続けた斜面です。両方とも下山時に撮影しました。とにかく感激の頂上制覇、感動の登山になりました。駐車場に着いたのは3時55分。出発が7時05分、頂上到着が12時48分、下山開始が13時、ですから、登り5時間43分、下り3時間55分の長丁場でした。最後に動画を配置してあります。










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