パート2です
↑分岐から御鉢方向を写しました。雲は全て眼下です。天上人になった気がするのはどうしてでしょう…
↑分岐から伸びる旭岳方向の道です右から熊ヶ岳、旭岳、後旭岳です。後旭岳はコブが2つに見えています。
↑画像右に見える後旭岳の東側にある断崖絶壁が迫力ありました
次に向うのは荒井岳です
←この次に通過する荒井岳と松田岳は標識がないので位置が分かりづらいです
@が荒井岳(旧:近藤岳)、Aが松田岳、Bが北海岳です
荒井岳は、層雲閣グランドホテルの親会社である轄r井組の創設者であり、層雲峡温泉の開発に尽力した旭川の建設業界のドン、荒井初一氏の名前から付けられました。彼の銅像は層雲峡のバスセンター近くに鎮座しております(下左画像)。なお、大正15年以前は、大雪山を探検した近藤重蔵の名前を取り、近藤岳と呼ばれていました。
下右画像は銅像の裏に取り付けられている説明文です
↑荒井岳から御鉢撮影。半分回った形ですね。正面に御鉢平展望台が見えました。
↑松田岳に差し掛かると濃い霧が白雲方向から流れてきました。北海岳手前では目の前が真っ白になりました。
↑10:56 北海岳に到着しました。北西方向と ↑南東方向
↑今来た南西方向 ↑明日、下山時に降りる方向です。真正面に見えるのは烏帽子岳2072mです
↑明日は見れないかもしれない御鉢の見納めです。
ここまでザックを降ろして休んだのは黒岳と間宮岳標識の2回。北海岳標識近くにあるベンチにザックを背負ったままゴロリと寝転がると日差しが心地よくて最高でした。朝は4時起きだったので目をつぶったら「フッ」と5分くらい記憶がありません。荒井岳で追い抜いてきたアベックが登って来たので我に返りました(笑)
↑白雲岳に向かって歩くこと約20分。11:26に白雲との中間地点に着きました
↑11:33に白雲を真正面に捉える位置に来ました画像右に小さくベンチが見えます。そこから左に90度曲がると白雲分岐方向です。道はもうヒトツ真っすぐに伸びています。北側から白雲岳に登る道です。今回は白雲に登りませんので左折します。思えば時間もあったことだし、登れば良かったと少々後悔気味ですがね(笑)
↑白雲の北東側に回り込みました。西風から白雲の頂が守ってくれるので風は弱くなります
↑白雲の基部は岩がゴロゴロです。雪渓も日陰になるため2カ所残っていました。
↑残り少ない雪渓なので多少氷に近くなっていました。タラバース気味に進みます
↑大きな岩が迫力です。
↑ロックガーデンには黄色のペンキがしっかり細かいピッチで塗られていて迷うことはありません
↑11:51 白雲分岐も間近と思い、これまで来た道のりが見えればと後ろを振り返りました。
↑分岐が正面に見えました。4、5人が座って休んでいました。
↑11:55 分岐到着。分岐を真っすぐ進むと避難小屋方向です↑道は少しガレ気味です。歩きづらいほどではありません
↑ガレバを過ぎると岩場が現れ、避難小屋が見えてきました。その遥か先には…トムラウシが見えます
↑避難小屋へのアプローチは右からです。白雲との間に流れる雪渓の雪解け水でできた小川を辿ります
↑小川の近くではトリカブトが群生していました!くれぐれも食べませんように。↑12:20 テント場に到着です。名簿記入台と書かれた箱がありましたが、中身がありません。取りあえずテントを張って様子を見ることにしました。あとで判明したのですが、夏場は管理人が常駐しているので避難小屋内にテント場利用の名簿があるとのことでした。協力金300円を払うことになります。いつから利用協力金が徴収されることになったのかは知りませんが、この程度であればトイレも利用することですから快く協力することにしました。
↑テント場の全体像はこんな感じです。水汲み場はテント場手前に雪渓の雪解け水を汲める場所です。あとで画像が出てきます
↑テント内部(左)とそびえる白雲の基部と私のテント(上中)。避難小屋から見えるトムラウシへ続く縦走路(上右)。避難小屋に住み着くシマリス(下中)。避難小屋から伸びる縦走路、真っすぐ進むと縦走路です。
↑トムラウシへの縦走路と反対方向の画像です。避難小屋と2つのベンチ、トイレ(EM菌)です。
↑16:25 トムラウシ方向に飛行機雲ができました
↑17:39 だんだん夕暮れが近づき、いい雰囲気になってきました。これを待ち構えていたのです
↑縦走路の上は綿雲が浮かんでいます
↑霞がかかってきましたが、東方向に流れるほど量はありません
↑17:51 緑岳を夕日が染め抜きます。きれいでしたぁ…
↑どんどん夕暮れが進みます。トムラウシが顔を出し始めました
↑夕暮れでトムラウシが化粧をしているようです
↑泣きそうになるくらい素敵な秋の空と山山達。
↑白雲がシルエットになり夕空とアカネ雲のコントラストが、最高なんです!
↑18:02 すっかり暮れてきました。食事の用意もあるし、少し冷え込んできたようなのでテント内に退散です。
←気温は…ナント!6度でした。寒いはずです。こんなこともあろうかとフリースを用意して正解でした。
もうヒトツ、冬用のタイツも用意してあるので、夜は氷点下の気温になっても大丈夫のはずです。
パート3に続きます