吹上温泉白銀荘(1010m) → 十勝岳(2077m)

さて、今回は三段山や前十勝岳を登るときに利用される白銀荘登山口から十勝岳を目指すことにしました。
望岳台よりルート的に長く、まだ歩いたことが無いためです。
1/25000地形図は「白金温泉」です。もう何度も使用しているので地図はボロボロ…です



望岳台までの道順は富良野岳(2009年8月8日)を参照してください。吹上温泉に続く道道吹上温泉線は10月下旬に通行止めになり、白金温泉までしか行けなくなるので注意が必要です。通行止めの場合は、上富良野町から十勝岳温泉を目指し、吹上温泉に向います。



4時半起きで旭川空港周りで美瑛町を目指しました。途中の東神楽町では霧が立ち込めていました(上画像)。




↑美瑛町の国道から裏道を通って行くと前方に十勝連峰が一望になりました。上2画像。撮影モードを変えたので色が違います。どちらかというと上の画像が実際に近い色です。



↑白金温泉から右折して吹上温泉線に入るとオプタテシケとベベツ岳、美瑛富士の頂上が真っ白でした(左)。望岳台方向にある十勝岳の眺めです(右)。



↑後ろに下がって美瑛岳も入れて撮影してみました。これだけハッキリ見えるのは久しぶりです。というか初めての経験でした。



↑前十勝もウッスラ雪化粧です。


↑吹上温泉にある2つの登山口です。手前にある広場はキャンプ場です。広場の左右に階段があり登山口に行ける様になっています。画像中央に三段山方向の登山道。その左に十勝岳方向の登山道があります。今回目指す方向は十勝岳なので左に見える斜面の階段を登ります。



 白い小屋手前に歌碑が建っていました。
門上浄照が大正13年7月に建立したものです。説明文を読もうとしましたが…錆びていて大部分が読めませんでした。歌は「鬼樺の中の温泉に来ぬ橇の旅」(大正12年3月2日)。長谷川零餘子が旭川在住の石田雨圃子とともに十勝岳に橇旅行したことを記念したものらしいです。詳しくお知りになりたい方はリンクをクリックしてください。
 右画像は、踏み入れた直後(6:18)の登山道です。




↑前日に降った雨で道は少し湿り気味ですが、ま、登山ですからね大した事ありません。6:22 足の小屋が見えてきました(中)。階段から見上げると看板がありました「吹上温泉観測局」とありました。どうやら北海道の火山観測所らしいです。




↑ほぼ平坦な道を進むと(左)…少し登りに差し掛かります(中)。道は大体、真っ直ぐでしたが



↑十勝岳が見えると道が左に折れます




↑富良野川が見えました。思ったより大きな川です。川幅は20mくらいです。でも水の幅は3mほど。前日の雨で水が増えていないかと心配でしたが稀有のようでした。



↑富良野川を渡渉すると登りです。左に巻くような形で道が登りになります。



↑岩は多いですが、ペンキの印がシッカリしているので迷うことはありません。冬季に、ここから右折して前十勝に向うことを記憶に残して進みます。(また来るからな…と言い聞かせて)



↑6:37 這い松のトンネルが出現しました。



↑トンネルの中は急な登りです。                   ↑道の中央部分、それも登りの中間地点にドーン!と「九条武子歌碑」が鎮座しています。歌碑の左右が通れるようになっていますので上手に…歌碑してください…違った、回避して下さい。



↑這い松トンネルを抜けると十勝岳独特の溶岩が固まった岩峰帯に突入です。



↑チョッピリ崖をトラバースして・・・


                                                            
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