吹上温泉白銀荘(1010m) → 十勝岳(2077m)

今年は10月25日から望岳台―吹上温泉間の道道が冬季通行止めに入ってしまいましたので、30日は上富良野町から十勝岳温泉経由で吹上温泉に向いました。登山ルートは9月25日に登った時と変わりません。しかし、登山道の状態は全然違いました。

1/25000地形図は「白金温泉」です。



ピンクの線は通行止め部分です。青線は車のルート。赤線が登山ルートです。



美瑛町から白金温泉を通って白金温泉「白銀荘」に向うのと違い、上富良野経由で十勝岳温泉を通って行くので小一時間ほど車に乗る時間が多くなります。分かっていながら仕事の疲れもあるのか?5時に目覚ましをかけた起床が…6時30分単身宅出発になってしまいました。…仕事で疲れてるなぁ(笑)。十勝岳温泉を過ぎて富良野岳方面に目を写すとキリッ!とした  が見えました(左画像)。吹上温泉の手前で見えた美瑛岳(画像中央)の切れ絶った姿が勇ましいです(右画像)。



↑身支度を済ませて登山口に向えば…すでに8時でした。朝日はモウ既にありません。夏場にあった登山届けのポストさえ…吹上温泉のロビーに移っていました。



↑雪で埋まった夏道を楽しみながら進むと…           ↑10分もしないうちに北海道の観測所が見えてきました。先導者の足跡は狐君のようです。



↑観測所を越えるとイキナリ急な下り道が出現するのは夏道通りですね。



↑登山口から25分で富良野川が見える地点に到着します。順調です。



↑渡渉部分で乗り移れる石の連なりを見つけました。渡渉して後を振り返りました。画像右上から左下に降りてきました。




↑渡渉してすぐ前方に崖が迎えてくれます。夏道どおりです




↑崖を登って後ろを振り返りました。右から富良野岳、三段山、前十勝岳の勇姿が見えました。



↑次に進む方向は、画像右に狐の足跡が見えると思います。その位置から画像左に見える凹み部分に向います。しかし、見るからに何やら不穏な気配がしました。私の行方を塞ぐものがあるのです。それはこれです。



↑夏道ではなんのことがない這い松帯ですが、先月訪れた時に比べ随分趣を変えて私の前に立ちふさがります。どこをどう登ればいいのか迷いました。しかし、落ち着いて下をよく観察すれば…夏道の凹みがあり、狐の足跡が点々と続いていました…




↑しかし、私は人間だと痛感もしました。九条さんの歌碑部分では身の丈以上の這い松がトンネルを作っていました。どうしても上を越えることができません。↑しかたなしに下を抜けて後を振り返ると…ポッカリ穴が開いていました。楽々この這い松帯部分を通過できる狐君の小ささが羨ましいです。



↑難所をヒトツ越えて後ろを振り返りました。画像中央に九条歌碑があります。↑前方には、まだまだ這い松帯が続きます。



↑登山口を出発してから52分、ようやく這い松帯の半分を来たようです。前方の崖を上れば先が見通せます。




↑崖を登って前方を見て少々ゲンナリします。まだまだ続く這い松帯です。



↑後ろを振り返ると、まだそんなに進んでいないことが分かり気合を入れなおしました。



↑画像右上に見えるトンガリ岩を越えれば這い松帯は終わりです。モウヒト頑張りします。



↑この中央部分を通過しました(通過後に撮影)。        ↑凹んでいる部分が夏道です。狐君は避けていましたが、私は強行突破しました。




↑ようやく這い松帯を通過して前方が開けてホッとしました。美瑛富士や美瑛岳のトンガリ、十勝岳の噴気が見えてきました。


                                                           パート2へ続きます 
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