パート2です

積雪はクルブシ程度の高さです。ラッセルと言えるほど積っていません。

 

↑望岳台方向との分岐点を越えて後ろを振り返り、望岳台方向を撮影しました。



↑通常の望岳台登山口から登るルートとの合流点に9:26到着。↑避難小屋へ向う分岐には9:47到着



↑避難小屋には10:00ジャストに到着しました。 



↑避難小屋から望岳台方向を撮影してみました。真っ白です(当たり前か…)



↑途中にある大岩の目印です


↑避難小屋から続く最初の急斜面です。思ったより積雪がありません。クラストもしていないので壺足で充分登れます。




↑坂の途中にある、進む方向を示した標識はエビで真っ白。 ↑坂の途中から十勝岳の顔が見え出します。厳しい顔だ



↑急斜面の上にある美瑛岳をバックにした標識は、これからどのように変化するのだろう?↑右にグラウンド火口、左にスリバチ火口を控えて、登山道は細いあぜ道のように変化します。強風が吹くと火口に転げ落ちそうです。



↑頂上手前の急斜面手前では、強風が吹く地帯なので雪が飛ばされ砂利状の道になります。この日は前日の雪が太陽に照らされて氷状になっていました。前に進もうとつま先で蹴ると滑るのです。用心のために急斜面手前で10本爪を着けました。それと気にかかるのが急斜面を登るルートです。積雪の状態では雪崩れそうな斜面です。その場合は、とりあえず斜面を右から攻めて肩に上がろうと思いました。雪の状態がそれほど軟くなければ直登も可能です。春山ルートです。



↑クランポンを履いていると後続者に抜かれてしまいました(笑)。彼は今年、富良野市に転勤で来たそうです。朝の天気を見て「今日登ろう!」と自宅を出てきたとか…なんとも羨ましい環境です。夏道はすでに埋まっているため「これからドウ登ればいいのですか?」と聞かれましたが、私も冬は不案内です。正直にお答えいたしました。クランポンの利きがいいので直登します。画像右に見える夏道部分の雪庇も大きくなっていないので安心です。



↑12:45 頂上に到着しました。先導者が携帯電話をかけて立ち止まっていたので私が一番乗りになりました。↑美瑛岳が綺麗でした。



↑まもなく後続者が追いついてきたので撮影していただきました。↑富良野岳へ向う縦走路が綺麗に見通せます。



↑13:00 時間もないので早々に頂上を後にしました。



↑夏場はロープが張られている支柱に沿って下山します。陽光が傾いているので陰ができ始めていました。焦る必要はないので、慎重に下がります。クランポンの爪に引っ掛けないよう足の運びを考えましたが、余った紐に右足を取られ危うく転ぶところでした。(後で余った紐の処置を考えないといけません)。シュカブラ(雪上の風紋)が綺麗でした…。

久しぶりに動画を取りましたのでアップします






↑美瑛岳が綺麗に聳えています。                 ↑避難小屋手前の急斜面で頂上方向を振り返りました。



↑疲れた身体で通る覚悟をして雪の這い松帯に到着してみれば…昼間の暖気で雪が大部分、枝から落ちて這い松は軽くなっていました。ひょいひょい、と両手で掻き分けて進めます。



↑撮影画面からも枝の表面から雪がなくなっているのが分かりますかね?



↑這い松帯の最終部分です(登る時は入り口)。画像左から出てきました。右に見える踏み跡は私の踏み跡です。回避できないか?と迷った足跡です。



↑富良野川手前の崖に15:15到着                  ↑川幅が幾分増していましたが、渡渉できないほどではありません      



↑随分陽光が斜めになりました。                  ↑それでもなんとか15:30に登山口に到着できました。這い松帯の雪が無くて助かりました。




↑車中で着替えて外に出ると前十勝が夕日に染まっていました。実に綺麗でした…。


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