パート2です

頂上に立つと…ソコには昨年10月とまた、趣を変えた景色が待ち受けていました。



↑富良野岳への縦走路が…キリリと腰を据えています。「コッチもいいぞ」と誘いをかけているようです。



↑頂上の標識は、昨年まで凛としていましたが、直径30センチ以上の太い丸太が…土台ごと割れて粉々になっていました。凍裂の仕業です。
美瑛岳への縦走路は、十勝岳の頂上から見る限り…いけそうでした。先行者は、初心者でした。「美瑛岳へは行けませんよね…」と尻込みしている先行者に挨拶するのも、もどかしく。「これから私は美瑛岳に行くんですけどね」と声をかけて出かけました。縦走ルートは青線の通りです



↑それほど大きくない雪渓が頂上の基部にありました。ザクザクと踏みしめて、軽やかな足取りで美瑛岳に向いました。




↑夏道がほぼ、ウッスラとですが見えています。辿るルートは青線です。



↑ひと山越えて、縦走路の途中で見えた美瑛岳は、迫力がありました。



↑振り返ると、この景色でした。なんとも言われぬ雪渓の縞々が感動を呼びます。辿ってきたルートとこれから進むルートは青線です。






↑夏道を覆い尽す大雪渓でルートを探しました。これだけ斜面を覆い尽す大雪渓を歩むには…夏道通りを固守する必要はありません。あくまで自分のルートを見出すのです(青線ルートです)



↑自分のルートを振り返るとこの景色でした。下を見下ろせない状況だったので、少々安全策を取り、雪渓の峰を通った関係で雪渓を下りすぎたようでした。帰りは経験を生かして赤線ルートを通りました。



↓最初の大雪渓を通ったあとの眺めは…気が遠くなるような…臨むところ!のような景色が続いていました。



↑9:57 美瑛岳への縦走路が見渡せた時、あまりに大きい雪渓の連続に奮い立ちました。「臨むところだ!」
でもシッカリ頭の芯では…「リミットは12時!」と言い聞かせました。



↑一つ目の大雪渓を越えたところで前方を見ました。         ↑振り返るとこの景色です。




↑雪渓を越えてからの道のりは概ね夏道通りでした。(↑両画像の右を進みます)



↑振り返るとこの景色です。まあまあの切り立ち方ですね。



↑右横にはこの景色でした(オプタテシケ山です。左が美瑛富士)



↑登っている45度の急斜面では遥か遠くに…トムラウシの双児峰が見えました。しかし、目の前にあるのは、3つ目の大雪渓でした…でも、良く見ると…水色の線に沿って、足跡がかすかに見て取れました。2、3日前の足跡のようです。しかし、足跡を残した時と、目の前にある雪渓の状態が違うのでしょう…少々、下すぎる場所を通過していました。なのでここも、自己のルート選定に勤しみました(青線)。返りは、雪渓の切れ間を登った方が楽だと分かり、赤線ルートで登ってから、雪渓をショートカットする形で歩みました。さて…この時点で時刻は11:16です。頂上はソコ!に見えています。時間との戦いが始まりました。



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