ウペペサンケ山 糠平コース (@糠平富士1834・5m A最高点(1848m) B西ウペペサンケ山(1836m))

地形図  1/25000地形図は「ウペペサンケ山」です。



アプローチ

旭川から登山口に向うルートは、国道39号で北見方向へ向うことから始まります。
途中までのルートは、ニペソツ山の登山口へ向うルートと同じですから、2009年7月3〜4日のニペソツ山を参照してください。
地形図上の赤線を登りました。林道を走った方向は青線。車を停めたい地はです。 
ウペペサンケ山は、糠平湖側から登るコースと然別湖側にある菅野温泉付近から登る菅野温泉コースがあります。
2011年8月現在、菅野温泉側登山口に続く支然別支線林道は、土砂崩れで通行止めでした。
どちらも豪雨後の林道の状態は、確認が必要です。
北海道森林管理局の公式サイトで確認するか管理をしている東大雪支署:業務課:050-3160-5800まで問い合わせてください。
公式サイトでは「なお、菅野温泉西コース以外のウペペサンケ山の登山道に至る林道については通行可能ですが、
登山道の状況については手入れされていない場合もあるので注意願います。」とありました。どんな状態なのか楽しみでした。



↑朝3時半に旭川を出発して、国道39号から右折し、国道274号に入ると4時33分でした。大雪ダムの堤体上を通って三国峠、糠平湖畔へ向います。ダム湖上には霧がかかり幻想的な風景を創出していました。朝日が画像左側から昇ってきていました。



↑5時4分、三国トンネルを過ぎた直後、抜け渡る青空が出迎えてくれました。↑5時29分、林道入り口に到着です。画像左上に糠平小があります。赤線のように登山口に続く林道へ侵入します。三国トンネルから林道入り口までの間には、糠平湖にかかるタウシュベツ橋など有名な観光スポットに通ずる駐車場所を過ぎています。



↑右折した直後の画像が上です。画像右に「ウペペサンケ山 登山口」の看板が確認できますね。




↑林道を入ると小さな橋を渡ります。すぐに上の画像の交差点が現れますので、ここを直進します。↑左側に通行止めゲートがある部分は、右に直進します。



↑林道入り口から7・3キロで駐車スペースに着きます。        ↑駐車スペース手前に登山口があります。
                                                                                           画像は、林道入り口方向に向いて撮影しました。6時ジャストに登山開始です。



↑最初から直線で斜度30度ほどの登りが続きます。ここを過ぎると道はジグザクになります。↑綺麗な清水が流れる場所を過ぎると…。



↑再度、清水を渡り、道が小石を敷き詰めたような部分に変化します。     ↑命の水を過ぎると道は笹薮漕ぎの様相です↑。
その上を水がジャージャー流れる部分を通ると…
「命の水」と呼ばれる箇所に到着します。



↑一旦、道の角度は緩くなり、笹原の中を歩くような形になります。   ↑熊笹がかなり道を被っていますが、見失うほどではありません。
私が今日のトップバッターの模様です。蜘蛛の巣と朝露が厳しいです。



↑6:26 倒木が何箇所か現れ、道を塞ぐ部分が続きます。        ↑まるで、フィールドアスレチックをやっている感覚です。



↑かなり笹が、五月蝿い道です。段差もかなりあります。       ↑でも泥濘(ぬかるみ)で足を取られるような道ではありません。



↑鬱蒼とした林の中を進むので、眺めは良くありません。上を見上げると真っ青な青空が唯一の希望です。最初の目標「1399mピーク」まで、この道が続きます。森林浴をしている気分で、木と草の匂いを全身に感じて登ります。足元に神経を集中しながらですがね…。




↑道の角度が、かなりの急角度に変化したと思ったら、ジグザグに進み始めます。道の途中に、妙な具合で中身が抜けてしまった倒木に出会いました。よく見ると…中にきのこが生えていました。




↑長さ30m、太さ80aほどの大きな木が倒れて道を塞いでいました。



↑道を塞ぐ木…というか木が生えているところを、道が通っている形です。↑笹で道が見えません。しかし、道は続いています。




↑道が崩壊した場所が出現します。  ↑上画像に蜘蛛の巣があり…下画像の竹笹で、指揮棒を振るように巣を取りながら登ります。





↑ほぼ、このような道ばかりが続きます。しかし、あとで振り返ってみると…この程度は、御の字でした。もっと、もっと厳しい道が出現するのです。



↑画像左部分を進んでいます。



↑かなりの急角度です(多分40度くらいでしょう…)            ↑7:08 ようやく青空が前方に見え出しました。もう少しです。





↑後ろを振り返ると、この景色でした。                     ↑7:12 抜ける瞬間です。さて、どんな景色が待ち受けているやら…


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