十勝連峰 三段山(1748m)
1/25000地形図は「白金温泉」です
地形に名前がついているので、しょうこりもなく三段山クラブさんから地名図(上)をお借りしました。
今年は、週末に晴れることがありません。ましてや以前のように4〜5日間、晴れ間が続くこともないのです。
気象が変化しているとしか理由が付かない現象です。なので貴重な休みである週末は、少々の曇り空でも登山決行とあいなりました。
もう今年も3月ですが、一度も頂を踏めていません。いや、ひょっとしたら昨年の11月から見放されていると思います。
私の精進がキット悪いのでしょう…いや、不運か…ふ〜ん?なのかわかりません。
この日は年に1回、白銀荘が開催する湯喜まつりの日でした。雪だるまがある広場でスノーモビルが曳くボートに乗る催しなどを開いていました。
入湯料が全て半額、大人は300円でした。そのほか甘酒が無料でもらえます。
帰りに入湯するのが楽しみでした(笑)。
登山口出立は11時10分でした。
2段目手前には12時10分くらいに到着。
きょうは、体力作りを兼ねているので1人ラッセルを続けています。正面の気を過ぎれば3本白樺が見える位置です。
2段目は正面から登らず、右ルートを直進します(左画像)。その前に右画像の円内で昼食休憩を取りました。
ルートは1月に雪崩れた場所でしたが、きょうは、下までガッチリクラストしていて雪崩れる心配はありません。
休憩後、頂上方向を見ると、3段目北西側の小ピークがはっきり見えました。(右は拡大画像です)
↑しかし、2段目を登りきり、3段目を見上げると甘い考えだったことが分ります。
画像右下に先行者達のシュプールが見えました。どうやら皆さん下山した模様です。誰一人、影が見えませんでした。
とにかく風が強く、ウインドクラスト状態が酷かったでした。画像正面に見える小ピーク左横の窪みまで登って私も下山しました。
途中で小ピークをバックに撮影していると…急に明るくなりました。
晴れ間でした。それほど風が強いのです。雲が飛ぶようでした。
↑下山時に下を撮影しました。すでに晴れ間はありません。ガリガリとブフォという吹き溜まりをクリアします。
1段目を下りて、途中で妙な人影のような、木の落雪に出会いました。
まるで赤ん坊を抱える、お父さんのようでした。
↑ゆっくり湯船に浸かって疲れを取ります。今度こそ!頂上を目指したいですね。
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