望岳台(940m)⇔十勝岳(2077m)⇔美瑛岳(2052m)
1/25000地形図は「白金温泉」です。今回のルートは青線のとおりです。
望岳台までの道順は富良野岳(2009年8月8日)を参照してください。
望岳台の標高は約940m。標高差1100m以上、行動距離約22キロ。
所要時間は、前回と同様の11時間です。
地形図上にある赤○は雪渓で、夏道をショートカットしたり、下山する際に時間短縮できるルートに早変わりします。
しかし、雪渓の端は解けて足が取られます。夏道から雪渓に移動する際は、十分注意が必要です。
↑出発は4時半。 ↑5:40 望岳台の駐車場を出発しました。
↑登山届けに記帳。前回この時点で6時でしたから、20分早い出発です。↑6:06 白銀荘への分岐点に到着。順調な歩みです。
↑避難小屋への分岐を右折せず美瑛岳との分岐方向へ。 ↑07:31 標高1720m地点に到着しました。
大回りする形になりますが、岩場が無く歩きやすいのです。
ここから雪渓に移り、小屋周りの夏道だけをショートカット。
登りは、大部分、夏道を使います。
↑東側に最終地点、美瑛岳が鎮座しています。 ↑登山道脇にあるスリバチ火口は、雪渓が占領していました。
↑07:52 十勝岳頂上手前の取り付きに到着しました。
↑取り付きの雪渓は、雪解けが進み上下に分かれていました。斜面右側にある夏道を選ぶか、直線ルートで雪渓の中央を
進むか迷いました。結局、直線ルートを選んだのですが、雪渓を抜けた位置の斜面が水分を含んだドロドロ・グズグズ斜面
だったのです。靴がそのまま埋まるほどの緩さ。夏道を選んだ方が正解でした。
↑8:14 雪渓を登り終えた部分で振り返りました。雪解け水が流れる場所で、赤く見える岩上を登りました。
一見するとその両脇は、乾いて固そうに見えますが、グズグズです。
↑8:23 9合目に到着。
↑8:50 十勝岳頂上に到着しました。望岳台から3時間10分でした。
↑富良野岳方向も魅力的な縦走路です。しかし、きょう向かうのは背中方向にある美瑛岳です。
↑ 10分休んで十勝岳頂上を出発しました。頂上から降りて90度進行方向を変える位置で、地面がグズグズでした。