空沼岳(1251m)
2017年3月5日。今月、会社の同僚と登る予定の空沼岳を偵察しに行きました。偵察ですが、頂上まで征服してしまい、気が引けてしまいま
す。
もう一度登れば良いだけの話ですがね。
金山沢にある林道(光竜鉱山線)は、初挑戦のルートです。冬の空沼岳も初挑戦。体力と共にルートファインディングのチカラが試される登山になりました。
駐車スペースや道路状況を含め、多くの事が調査で
きて満足な偵察になりました。
今回紹介する登山口には、下の画像に示す光竜鉱山があります。ゲートや林道入り口を管理している…と思われます。もちろん私有地です。国有地ではありません。
2か所あるゲート(車止め)付近に登山者へ対する注意書きはありませんが、
「管理する建物に不法侵入する不届き者やゲート前に駐車して管理者がゲートを開けられないなどドラブルが発生している」とFBで情報が寄せられました。
混んでいても駐車場所に注意し、建物などに近づかないようマナーを守った、他人に配慮した登山を心掛けてください。
↓地形図は「空沼岳」です。
北側の上部が夏道ルート、今回は南側のルートです。拡大してみました。
↑薄紫色の線が今回、登ったルートです。×線を付けたルートは山のメーリングリストの方が書いた本にある冬のルートです。
↑登山口と反対側、道路を隔てた部分に駐車スペースがあります。 ↑塀がある奥の部分に登山口があります。
芸術の森から国道453号を支笏湖方面へ南下しました。
6:30に到着しました。
↑札幌市内方面です。 ↑支笏湖方面。単独の若者が先行しました。俊足でした。
下山までに出会ったパーティは単独が4、3人パーティが1でした。
↑7:02 登山口到着。右わきの雪山を乗り越えました。 ↑7:04 鉱山前にゲートはありますが、右横は隙間が空いていました。
↑7:05 出発してからすぐの部分で迷う?とありましたが、大丈夫そうです。↑このように立派な林道が続いています。早朝の暗闇でヘッドライトの場合は要注意でしょうか?
↑7:14 このところの入山者の踏み跡がシッカリ付いていました。 ↑ラッセル不要の楽ちん登山です。しかし、この先の中間部分で嫌と言うほど
ラッセルをすることになりましたがね。
↑7:24 林道内にも朝日が差し込む時間になりました。 ↑降雪の場合でも、この道なら迷うことはないでしょう。
↑7:50 ところどころでクラストしていました。 ↑赤←に林道の「光竜鉱山線」表示が現れました。林道の合流地点が間近です。
↑8:01 林道から離れ←方向へ向かいます。 ↑8:09 しかし、薄紫の円に先行者の踏み跡を発見しました。
下りて確認しましたが、スノーブリッジで渡渉していました。
先行者は何を考えたのか?地形図では赤○方向が正解です。
↑8:14 前方は、ラッセル後のない道が続きます。それにも増して残置テープ ↑3月18日に仲間と一緒に登った時に写した模様です。参考になれば。
がありません。テープを設置しながら地形図を頭に描きラッセルするのは
至難の業でした。なので画像がありません。画像を映せないほど必至でした。
その分、自分でテープを残せたので次回は楽です。後続者が感謝していました。
↑3月18日に仲間と一緒に登った時に写した模様です。参考になれば幸いです。↑8:51 眼前に急斜面が登場。ここも残置テープが無く、右から巻くように
登りました。
↑3月18日に仲間と一緒に登った時に写した次の急斜面です。参考までに。
↑9:29 前方に1200ポコが見えてきました。右方向の凹みがコルのようです。残置テープを残しながらラッセルは続きます。膝上部分もありました。
↑ようやく空沼岳手前の急登が現れました。空沼(からぬま)も見えました。↑湖畔に出ると踏み跡はシッカリ付いていました。楽ちんです。
ルートを外れた先行者の踏み跡が空沼を横断していました。
←部分で斜面に取り付きます。
↑拡大画像です。
↑取り付き部分のパノラマ画像です。ジグを切りながら頂上手前の急登取り付きを目指します。しばらく登りましたが、疲れてきました。
9:50 ザックを下ろした大休止をしていなかったので、ここでザックを下ろし、5分休憩を入れました。急登前の備えです。右の太ももがつっていました。
↑9:52 急登がきれいでした。
↑このような角度です。 ↑ここから斜めに登ります。
↑わたしが休憩中に2人目の先行者が急斜面を登っていました。
↑10:12 ようやく尾根に出ました。 右を振り返ると支笏湖が綺麗でした。
長くなりました。パート2へ続きます。
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