狭薄山(1296m)

札幌50峰の中で、登るには最も体力と技術、知識が要求される山と言われています。

夏道はありません。冬か春の積雪期のみ登ることが可能です。今回以外の登山口は、札幌岳登山口か空沼岳登山口。いずれも縦走でロングルートになります。

2月3日にタンデムで挑戦しましたが、600-700m付近で選択したルートが急過ぎて体力を消耗してしまい1000m付近からコルに降りる手前で敗退を決めました。

今回はソロですが、1カ月過ぎて雪の状態が固まっていたため前回より早く、また体力を余した状態で終了することができました。

1/25000地形図は札幌岳です。

朱色の鉛筆線は事前に落とし込んだ予定ルートです。青線が実際に進んだルート。赤線が下山時に使った違う尾根ルートです。

↓ここからは、2月と3月に撮影した画像を混在して説明します。

↑2月は、このように駐車帯の雪山が高い状態です。目指す狭薄山は頂上に薄雲がありますが、確認できました。

↑今回は、腰高まで融けていました。コンパスを切って6時半に登りはじめました。   ↑真東から15度くらい右(西)寄りに進みます。

↑林道に降りると200mくらい道沿いに進みます。赤テープの位置から下り、小さな尾根に沿って進むと橋のたもとに到着します。

↑橋を渡り終えると漁入林道の看板があります。                 ↑しばらく進んだ後に振り返った画像です。長い直線です。

↑「アサヒビールの森」看板を過ぎ。                        ↑左大二股林道の看板を過ぎて少し進むと…

↑左側に広場があり、そこから下る道が出現します。              ↑林道をショートカットする道でした。

↑ショートカット後の道の前方には橋がありました。               ↑橋を渡り切ると前回と同じく尾根に取り付く目印が左側にあります。



↑7時27分、橋の上に到着しました。橋の右側です。              ↑下山時に撮影した橋の左側。



↑今回は、こんな感じで進みます。                                                      ↑前回の様子です。



↑2回目に林道とぶつかる手前の画像です。ピンクテープがあります。    ↑ここで林道が分岐して三叉路状態になっています。
                                                地図で方向を確認して次に取り付く場所を選びました。         



↑2月はルートを直線で選び過ぎました。結果このような急斜面をジグを切って登るはめになり、体力を消耗してしまいました。
 3月は急斜面をカットして少し右にある尾根に取り付き、急斜面をカットしました。結果、登る角度が緩くなり、体力の消耗も防げて時間も節約できました。
 右画の像は8時48分、平坦になる888m付近で西側にある折れた木と曲がった2本の木です。



↑888mからの台地には、白樺が群生しています。ただただ直線で東北東方向へ進みます。



↑2月には、このような樹海に突入しました。



↑目指していた1036m付近の画像です。                      ↑ここを越えると・・・


↑9時23分、この景色が迎えてくれました。

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