4月26日

4日、ナマコ尾根からの振り子沢到達が無理だったので、今度は三段山の頂上に到達できれば上から俯瞰してスキーの落下位置が大まかにでもつかめるかと思い挑戦しました。しかし、天気は味方してくれません。



登山届けを白銀荘の玄関内で記入し、9時に出発しました


2段目へ続く林では、まだまだ深雪が10センチ以上積っていました



10時10分に三段目の手前に到着すると頂上がウッスラ見えてきました。しかしすぐにガスがかかり白い中に突入です



11時35分、三段目を登り、廊下手前まで行きましたが、ガスがかかって見えません。待っていても良くなる兆候がなかったので2段目の林まで撤退しました。風をさけるためです。↑今日のくつろぎ場所です



青い空の切れ間が流れてきては、すぐにまた灰雲の中へ…



12時過ぎに晴れてきたので再トライをすると…




下界からまだまだ雲が流れてくるのが分かります



ちょうど頂上の高さで雲が流れてくるのが心配です



↑この一瞬だけ頂上が見えましたが、あとは、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と雲の中でした



↑3段目の登り口から下界を見下ろしました…頂上からの俯瞰は諦めました…挫折感でイッパイです

春の気候で最近の天気予報は、あてになりません。それでも5月9日(日)の天気予報が上富良野町は昼から晴れだったのでチャレンジしてみました。10日の天気予報の方が良さそうでしたが平日なので休みを取らなければいけません。休みを取って天気が最悪だった…は避けたい事態なので偵察を兼ねてます。

5月9日



↑前回訪れた時から2週間経つと随分雪解けが進んでいました。登山届の位置も白銀荘の中からキャンプサイトの手前にある登山口案内のそばに変っていました。周りの変化を眺めている内、町営バスの看板を発見しました。↓



Aが登山届の位置@が町営バスの看板が貼られている小屋です。11時12分に登山口を出発。前十勝や1段目は霞んで見えません(中画像)。町営バスの案内にある3本の内、上が十勝岳温泉行き、下が上富良野駅行きです。一日3本ですが、夏に縦走するには助かる運行と思います。



↑1段目を過ぎて2段目に向かう途中、進路を右に変える位置で4月4日に赤色リボンを結んだ木を発見できました。画像中央に→で示した木がそうです。


↑リボンの位置から斜面を降りるとこの谷です。右に見える踏み跡が降りてきた方向。表面がグズグズなので気を抜くと滑り落ちる厄介な雪質です。ガスも晴れる様子を見せません



↑先は見えませんが1度来た道です。迷いはありません。時間は12時6分。



↑ブッシュ並みに小木が雪面から出ています。そうとう雪解けは進みましたねぇ…振り子の状態はどうでしょう…



↑視界は約30m〜50m



風は微風なので登りやすいです。しかし、しつこいガスだ



微かに見える這い松の濃い部分がナマコ尾根の様子を想像させるのでシッカリ進行方向は維持できています。不安はありません



↑この這い松を超えると先が見えなくなりました。小テラス大テラスの手前に着いたようです



↑まだ1時半なので少しマッタリ、珈琲でも飲んでいたらガスも晴れるかなぁ…と思いねぐらを作っていると



↑急に辺りが明るくなったのでテラス方向を振り返ると「!!!」晴れているじゃありませんか!



↑「よしよし」とお湯が沸くのを待っていること10分
今度はナント、真っ白ケッケです。
まっこと山は恐ろしい…この先は踏み入れたことのない場所
無理はできませんので3時までマッタリしていましたが
2度と晴れることはありませんでしたので下山を決定しました。

←進行方向右の斜面が雪崩れたらマッタリしていた位置まで来そうな気がします
しかし、斜面の角度は20度ほど、上部に雪庇もない地点なのでまず大丈夫でしょう
明日はここからが勝負になりそうな気配でした
























               10日へ続きます                        登山道リストに戻ります

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