十勝連峰 三段山(1748m)

1/25000地形図は「白金温泉」です
青線が今回登ったルートです。赤線は片側スキーの滑落した方向。赤点が停まっているだろうと思われる地点。ピンク線が捜索する時に使おうかと思っているナマコ尾根ルートです



地形に名前がついているので三段山クラブさんから地名図(上)と雪崩マップ(下)をお借りしました






アプローチ

この時期一番大切なことは、登山口になる白銀荘まで美瑛町から車は入れないことです。白金温泉から白銀荘までの間が冬季通行止めになっているからです。このため旭川からは国道237号を富良野市方面へ南進し、上富良野町を目指します。深山峠を越えると
この交差点↓で左折します。見づらいですが標識↓があります。ここを左折すると白金温泉方面にも左折すると向かえると標識↓にぶつかりますが、今は通れません



↓上富良野駅に通じる交差点を真っ直ぐ通り過ぎ、次の交差点を左折すると↓この踏み切りに出ます↓踏み切りを直進するとココに出ます。
十勝岳温泉方向へ右斜めに進んでください



↓斜めに進入した線が道道吹上上富良野線です。↓約20分で、この交差点。真っ直ぐ行くと十勝岳温泉。左折すると白銀荘です。↓約5分で白銀荘の入り口に到着します。



↓右手に白銀荘の入り口があり、中に登山届けを記入する場所があります。左に見えるのは夏場に使用できるトイレです。奥が夏場のキャンプサイトになっています。正面に見える雪だるまの右脇から登る踏み跡が付いていました。



昨晩の天気予報では、この日、朝から晴れの予報でしたが、外れていました。シッカリ乾雪がひっきりなしに降っていました。7時にスタートです。



↑最初は1段目まで木のないゲレンデ状態の場所を進みます。先行者は2人連れのようです。硬いバーンにフワリ雪が20センチほど積った状態です。シールも効いています。



↑1段目には7:40に到着しました。それほどの角度ではないのですが、真っ直ぐ登ろうとすると雪ごと滑り落ちるので大きくジグをきりました。どうやら下がアイスバーンになっている様子です。



↑北東方向に進み続けると左(北)側が浅い谷状態になります。なので踏み跡は緩いカーブを描いて右(南)方向へ進みます




↑5分で大きな気が林立する場所に到着しました。↓とにかく大きい木です



↓気温はマイナス10度くらい。霧が出ているため木の周囲は真っ白に氷化しています↓



↓7:53 木がまばらになりだしました。



木が大きく、懐に入った状態のため風が止まりました。気温は…変わりません↓8:03 広場に出ました




↓どうやらココが2段目のようです。2段目の中間にある目印の3本の白樺が画像中央に見えました。




↓3本白樺まで登って後ろを振り返るとこの様子です。まっしろ・・・



↓2段目は特に雪下のアイスバーン状態が厳しいため登りづらくなったためここからクトー(スキーアイゼン)を装着しました



↓踏み跡は2段目の尾根を真っ直ぐ登らず、右斜面をトラバースする形で進んでいました。地図で確認するとショートカットルートのようです。そんなに時間は変わらないのですがね。それより下山時に、この分岐を左に下りると道迷いになりそうなのでチェックしました。後で調べてみると白銀荘までたどり着けなくもないのですが、ヤハリ初心者は自重した方が良さそうです。



↓2段目を登り終えるとそこはマサに!白銀の世界…まったく先が見えないじゃないの…



↓先行者はご夫婦で「この先からは目印がなくなるので進む方向が分からなくなると困るから少し霧が晴れるのを待ちます」とのこと。私もそうすることにして、スコップで穴を掘り風上に雪を積んで風除けにして休みました。何といってもまだ8:30でした



↓30分ほど休みと辺りの視界が開けてきました。後続の3人連れ(外人)が追いつき、すぐに2人連れも到着。ここは人気の山なんだなぁ…と分かります。穴を埋めなくてもそれほど掘り返していないので吹き溜まりで直ぐに埋まりました。さてさて出発したのはいいのですが・・・




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