パート2です





↑眺めていると先行者は5人が@に3人がAに分かれて進んでいます。悩ましいところですが、頂上を目指すなら@だと思いました。
何故かと言うとAは、途中まで楽ですが、頂上への取り付まで急斜面が続くことです。体力が持ちません。@はトラバ−スが長く続くので
斜面の状態が気になるところです。クラストがきつくないといいなぁ・・・と願いました。



↑思ったよりクラストは厳しくなく、シールの効きもまあまあだったので助かりました。
案の定、右にいる3人は急斜面を滑りたくてそちらへ向った様子です。私はボードやスキーを滑りたくて来た訳ではないので、無用のルートでした。



↑先行する5人は、順調な歩みを続けていました。するとどうでしょう、頂上に人影がポツリと見えました。どうやら先行していた人がもう一人いたようです。その人の踏み跡が先行する5人の前にあったのです。踏み跡は頂上の裏(南東)側を目指し、左から巻くようにして進んでいました。



↑先行する2人は途中で夏道方向へ逸れました。3人が頂上を目指し、踏み跡を辿らずに直登しています。私も直登デス。



↑下を見ると逸れた2人は、登頂せず途中から滑り込むようです。   ↑頂上付近に積った雪は、画像で分かりにくいかもしれませんが、グリーンに輝いていました。綺麗でした。



↑画像右下に見えるように、太陽光を反射して、それはそれは綺麗な光景です。息は苦しいのに、この世とは思われない素晴らしい光景に息を呑みます。



↑先行者が頂上の最終部分に架かっていました。岩に着雪した雪の量が、タイヘンな量です。すべてがガリガリに凍りついた世界でした。



↑眼下はこの景色です。画像左の噴煙は前十勝岳にある62-U火口の噴煙です。



↑ズームで撮影してみました。



↑最終の斜面です。スキーはデポしてつぼで登っています。旭岳のような蒼氷ではないので、アイゼンは必要ありませんでした。



↑12:57 頂上で美瑛岳をバックにセルフ撮影です。           ↑頂上標識を南側に向って撮影しました。標識のエビがすごい。




↑望岳台(北西)方向です。


↑富良野岳(西)方向です。




↑美瑛岳に続く縦走路(南東)方向です。



↑岩に着雪した大量のエビと奥に見える美瑛だけです。セルフ撮影は、この岩の向こう側で撮影しました。



↑下山方向(望岳台方向)です。赤矢印がスキーデポの位置です。シールを外し、履けばスグに下山で切る状態にして雪面に突き刺してあります。



13:15に下山を開始しました。私の滑った跡が分りにくいので下の小さな画像に青線で示しました(大きなお世話かもしれません。参考のためです)







↑自分のシュプールに惚れていたら、なんと頂上の正面左にある崖に人影を発見しました。彼は個々から滑るつもりです。あれぇ〜。



↑無事、途中まで滑り終え、十勝岳の勇姿としばらくお別れです。



↑ここを一気に滑り降ります。




↑ふかふか雪で、実に滑りやすいです。日差しが強くても気温が低いので溶けていません。



↑ところどころ岩があるので気は抜けません。頂上からヘルメットを装着して滑っています。



↑すると13:36、いきなり右足の太腿君が吊ってストライキをおこしてしまいました。しばし休憩です。



↑なんとかマッサージを繰り返し、騙し騙しここまで滑り終えました。頂上方向を振り向くと、頂上の姿が見えません。でも充実感がタップリです。
あとは、安全に下山します。雪に隠れた岩に2度ほど乗り上げましたが、転ぶこともなくこの部分を通過しました。ソールが傷だらけです。
白銀荘に着いたのが14時丁度。1時間かからずに下山できるとは、スキーの本領発揮でした。もう一度登り返して滑る体力は残っていませんでした。白銀荘の温泉に直行でした。




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