夏靴             

初代の夏靴。何度か使用しているうちに、下山時に甲が痛くなるのは靴のサイズが合っていないことが判明し、廃棄処分。

mont-bell社製のファブリックブーツ(別名ツオロミーブーツ)、サイズは25cmです
夏場の長期縦走やハイキングにと幅広く使用できるゴアテックス製の全天候型ブーツです

特に気に入った点は軽さ(660g片足)と防水性、透湿性が両立している点です。
見逃せないのが、上から3段目のフック。内側に丸みを持たせ靴紐の緩みがこないようにストッパーがついたフックで工夫されています。ただし、締めすぎると甲の部分が当り下山時に痛い思いをすることが分かったので、下山時に紐の締め付け力を工夫しています

最初の登山を覚えた時に使った初代の登山靴は、トッレキング用の安物だったようで何度も使用した結果、靴底が岩の角で大きく傷ついてパターンが丸くなって しまい、かつ靴底全体が軟くなっているので、手稲山ロックガーデンのような岩場で足が岩の間に挟まった場合、体重をかけると足が入り込んでしまい足が痛く なります。なにより濡れた岩の上に乗ると滑るので恐怖でした

秀岳荘や専門店で色々なメーカーを試した結果、この靴に落ち着きました。ユウマとしては登山靴の靴底は硬くなくては駄目!というこだわりがあるわけではな いのですが、靴底パターンがしっかりした物だと下山時に足場がガレて入る時や、ぬかるんでいる時に信頼感が違います。ロッククライミングをするような場合 と違い、安心して岩に足を乗せられて、足首をしっかりホールドする、疲れにくい靴が希望でした。まさに希望にピッタリの靴です

ゴアテックス素材だから蒸れない?かどうかは革の登山靴を持っていないので比べようもありません

 14年6月、足の薬指が当たり、どうしても血豆になってしまうため廃棄処分にしました。サイズがワンサイズ小さかったかもしれません。


 14年7月25日にカムエク用に新調したのが、ASOLOシンビオGVです。
 サイズは25.5センチ。靴底のパターンが変わっていて、滑りにくそうだったので気に入りました。

 爪も当たらず大正解です。














冬靴
 



初代の秋冬用の靴は、コロンビア(Columbia)メンズ バガーブーツーBM1211 を使用しています。
歩行性とフィット感に優れた全天候型でのベストセラーモデル。中綿に採用したシンサレートは優れた保温性を発揮します。防 水構造のワンピース構造ラバーシェル、衝撃吸収性の高いEVAミッドソールは雪上のアクティビティにも幅広く対応。かかと部分のウェーブ形状はスノーシュ −に対応する設計です。

最初の夏靴がトレッキング用の安物でした。防水性と耐寒性を、まったく無視していたため初の単独行で挑んだ暑寒別岳において、初雪の登山道で靴の中がグ チョングチョンになり難渋したため急遽そろえた品でした。しかし…あっさり決めた割には意外と当りクジを引いたようです。冬用としては何一つ不満な点が皆 無の秀作です。厚手靴下を2枚重ね履きするため夏靴より0・5cm大きめの25.5cmです。

ひとつ難を言えば耐久性が低いこと。秀岳荘で購入したにもかかわらず店員には「これスノーブッツですよね?」と言われてしまいました(笑)。購入してから 3年後の2010年9月20日に挑んだユニ石狩岳縦走において左足が、もろくもゴムと皮の部分が剥離してしまい(左画像)修理となりました。修理後の画像 は(右画像)です。いつかは右靴も同じような具合になることでしょう。

14年6月、モンベルの夏靴と共に、底が柔すぎるのでアイゼン装着ができず、廃棄処分にしました。


2代目の秋冬用の靴がシリオ社製(イタリア)P.F.662-GTX
どちらかというと長方形型の私の足型にピッタリの靴です。
サイズは25cmと初代より5mm小さいのですが、小指部分に余裕があるので2枚靴下を履いても下山時に小指が靴先に詰まって痛む事がありません。やはり足に合った靴は歩いていても登山者を助けてくれるのですねぇ…













沢靴



秀岳荘のオリジナル「渓流」シリーズです。お値段は約7000円。
フェルト底で専用の沢シューズと違い、靴紐でないため少々ホールドが弱い気がしますが、ちょこちょと渡渉するくらいなら大丈夫です。

スパッツ

上画像で冬靴の左横にあるのが、秀学荘ブランドのロングスパッツ。靴に合うようにフロントフック部分を自分で加工してバンドを平ゴム製に下降しなおして使っています

08 シーズン初頭の湿雪ラッセルでは、スノーシューとブーツとの間に雪が団子状になり靴底から雪団子が離れず往生しました。毎度毎度シューを膝上まで上げて手 で雪を取らないと歩けない状態になり「へんだなぁ…」と訝しく思っていたのですが、何度か取り除くうちに原因が判明しました。これまで使用していた秀岳荘 のスパッツは靴の土踏まずに噛ませるゴム紐の表面が木綿なので雪が着き易く団子状になりやすいのです。これを解消するためには、スパッツを根本から変更す る必要を感じました(現在はゴム紐から平ゴムに変えました)

08年1月3日に購入したモンベル製のアルパインスパッツは構造が基本的に違うので安心して使用ができます。フロントジッパーで上下どちらからも取り外しが可能です。…これまで後ろジッパーだったので苦労してたのです(笑)
素材はもちろんゴアテックス…蒸れません…
土踏まずに噛ますゴムも平板です…雪は付きません…多分付くときは氷でしょう









保革油
 

NIKWAX (ニカワックス)で靴など保革専用の防水ワックスです











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