登高機(スノーシュー)



アトラス社製「GLACIER」
 
このスノーシューが優れている点は靴を装着した際
締める金具の操作が容易な点です

右上が緩める場合で、黄色い摘みと黒い摘みを一緒につまむとギザギザの付いた灰色ベルトが「ぱしゃ」と一瞬で緩みます。
締める場合は、このように黄色い部分を持ち上げると「カチッ!カチッ!」と音がしてしまっていきます。

力はいりませんし、グローブを履いた手でも用意に操作が可能です。

ただ大きさの選定を誤りました。深雪用にワンランク上を選べば良かったです。これは重量70kg用でした。体重を考慮すれば90kg用が良かったです

ポール



ポールは最初、アトラス製の2段伸縮式を購入しました。
シューやスキーを使って登る場合、下る場合、どちらのケースでもバランスをとる のに必要です。
紅白の紐に掌を通してからストックの流れ止めに掌を通して使用します。
こうするとトラバースする場合に、いちいちストックの長さを短くしなくてもストックの流れ止めから掌を抜いてストックを短く持てるのです。
厳冬時は、長さを変えようにも伸縮部分が凍りつき、長さが変えられないことが多いです。
使用して3年目、転んだ拍子に赤線で示したように曲がってしまい、伸縮がスムーズにできなく なりました。
そのまま2年ほど使っていたのですが、使いづらくなったので、秀岳荘で安売りしている期間に新しい物を購入しました。



2代目はブラックダイアモンド製の伸縮3段式のものです。




伸縮部分は、コレまでと違い、ねじって固定するタイプではないので、気温が低い場所でも内部の部品が凍りついて「スカスカ」と固定できなくなることはないでしょう。
おまけで、深雪用のリングが付いていました。



まず、石付きゴムを外しまして…




リングを取り付け…



リングをねじりこむようにして取り付けます。右がねじりこむ前、左がねじりこんだ後です。

山スキー
   




スキーメーカーはアメリカのK2です(左端画像)。金具はDiamir(デアミール)エクスプローラー(サイズS)。
スキーアイゼンは10cm幅のもの(右端画像)スキンはGenuine Guide Gear (G3)社製(左から2枚目画像)。
携帯用に白いアミアミをシールに張ります(中下画像)使用後は、このように乾かさないといけません。次回使うときに着きが悪くなります。

スキーの選定理由は安かったのが最大理由です。金具と合わせ合計で約5万円でした。スキンは約1万4千円。
ジルブレッタと言う金具もあるのですが、こちらは登坂時に金具に戻りバネが無いのでキックターンをしにくいとか。
…確かにバネがあると踵を上げた姿勢から、平坦に戻る時の力が楽でしたのでコレに決定です。

スキンは糊なしの秀岳荘オリジナルタイプもあるのですが、特注になるため時間がかかるので止めました。
金額もあまり変わらないので(オリジナルは1万6千円くらい)使ってみて不向きならオリジナルを発注することにしました。

スキー用アイゼンはクラストした状況で必需品です。金具を大写しした画像で分かるように上から「パチン」と取り付けます。靴を履けば取れなくなります。



シールを着けたままスピードを出して滑り降りるとシールと雪の間で摩擦熱が発生して雪が溶けてしまい水になり、その水がシールの表面で氷になる悪循環を起こします。
 特に後ろの部分に雪が団子になるのでシールを着けたまま滑り降りるときは注意が必要です。



2010年10月にスキーを購入した時に在庫なしで装着できなかったストッパーを購入しました。
コレを着けたことで靴を脱いだ時に流れないので安心です。2010年3月に三段山の頂上で片方を流したことのようにはならないでしょう。
金具の踵部分についているプラスチックを外すと装着用の凹みがあってビス2本で固定します。自分で充分できる程度のスキルです。




ヘルメットとゴーグル


ヘルメットはアメリカ製GIRO
ゴーグルはSWANS(スワン)のSKT−07SW

ヘルメットは後頭部にダイヤルがあり後頭部までフィットするのが特徴です
もう一つの選定理由、表面に見える穴なのですが、3箇所の着脱式(マジックテープ付)です(右画像参照)。春先の暑い日差しのときに取り外せば爽やかな風が吹き込みます









ブーツ&アイゼン





ブーツはGARMONT、ブーツのインナーは購入時、40度に加熱して足型成型するため、どんな足型の人でもピッタリな物になります。
アイゼンはBlack Diamondのワンタッチ式(左)と秋冬靴用のコントクトストラップ、それとモンベル製の6本爪を使い分けしています。
どれも裏がプラスチック製なの で、雪が着いて団子になりません。アイゼンの着脱は要領が必要です。事前に練習してから使用しましょう。
特に下山時は紐が緩んでいる事に気が付かないで雪 上を歩いていることがあります。注意しましょう。
アイゼンは、スキーを履いて登っているうち、角度がきつくなりすぎたり、表面がクラストしすぎたりなど、山スキーが使えなくなる岩場や氷結高所で必要にな ります。
春でも山頂は、ガリガリのケースが多いです。特に3月4月、道内の2000mを登る場合は必需品です。6本爪以外はステンレスなので錆びません。

PS:このほかにピッケルが 抜けていると思う方がいらっしゃるかもしれませんネ。
理由は私が素人だからです。ピッケル片手で歩くより、両手にストックを持って登坂したほうがバランス を取れて心強い気がします。
相棒とロープでアンザイレンして登るわけでもなし、自己ビレイをして登る岩場には行かないからと言う理由もあります。
ピッケル を持つと格好は良いかもしれませんが、ただ重たい思いをするだけですからね。ピッケルは持ちません。

                                   登山道トップへ戻ります







inserted by FC2 system